私たちは、福島県いわき市で、かかりつけ医との連携から地域医療を支える、言語聴覚士が運営する復興特区訪問リハビリテーション事業所です。

スタッフインタビュー  和田ST

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当事業所のST、和田健さんにインタビューしました。

1.言語聴覚士になろうと思ったきっかけを教えてください。

 高校時代、特に将来何になりたいわけでもなく、ただ進学だけを考えていました。そんな時、祖父母から「将来、人のために尽くしなさい」といわれ医療系の大学を目指しました。いろいろ学校を調べているとリハビリの分野に力を入れている分野が多い。これからの時代リハビリ社会になると感じました。理学療法学科、作業療法学科についてはある程度調べていたのですが、入学することになった言語聴覚療法学科については正直入学してからいろいろ知りました。

 

2.言語聴覚士免許を取得してから、ことリハに就職するまでのことを教えてください。

 大学を卒業後、茨城県の病院に入職しました。一般病床と療養病床があり、8割嚥下障害の患者さんでした。その後、同法人内の介護老人保健施設に異動になり、入所、通所など介護保険分野での臨床も経験させて頂きました。

 4年半での茨城県で働き、地元いわきに帰ってきました。いわきの一般病院に勤めていましたがそこでも9割方嚥下障害の患者さんを担当していました。STの地域交流会などを通して、ことの木のことを知り、魅力に感じました。せっかく地元に戻ってきたのに病院内にこもって地域に出ないのはどうなのだろうか?もっと地域に出てがむしゃらに地域に根ざしたリハビリテーションを提供できないものなのか?そんなことを心の中での葛藤があり入職を決意しました。

 

3.一旦、地元ではないところで働いてきて、いわきに戻ってきた理由は?

 たまたま地元に就職先がなかったのもありますが、とにかく最初の3年はSTとしての土台を作りたかったので修行の気持ちでした。(一人暮らしが快適だったのもあります)。

 震災がきっかけになって地元に戻ろうという思いが徐々に芽生えてきました。ただいろいろ多忙だったのでなかなかその後も戻れませんでした。心身ともに疲れていた時でした、朝の連続テレビ小説「あまちゃん」を見て、地元っていいなぁと改めて感じ、「地元に帰ろう」と決心致しました。

 

4.東日本大震災では、どのような影響がありましたか?

 茨城県も福島県も甚大な被害でした。とにかく実家に連絡がつかない、安否がわからないという状態が3日間続きました。津波や原発の映像をみてかなり心配でした。家族は近くにいるのが一番良いと改めて感じました。

 

5.訪問リハビリを始めてみて、感じることは?

 病院ではベッドサイドやST室での非日常的な場所での訓練が主で、時間がめまぐるしく経過していくと思います。一方、訪問リハビリはたとえ机上の訓練だとしても日常生活の中心の場所で訓練できること。利用者さんの日常生活に入っていくことの重要性を感じています。また本人、家族さん、ペットなど生活空間にいらっしゃる様々な方とのコミュニケーションの重要性を改めて感じております。

 

6.課題だなって思うことはなんですか?

・言語聴覚士的なこと

 嚥下障害の方の臨床です。リスクを伴い、医師の指示の下っていうことが原則にありますのでなかなか他のスタッフとの連携がないと踏み込めないところです。

・制度的なこと

  入院、入所しないと言語聴覚士に会えないということ。地域の中でなかなかSTに会えないということ。もっとリハビリ単独での事業所を全国に作っていいと思います。

 

7.仕事として、言語聴覚士として、これからやってみたいことは?

 課題にもあげましたが、嚥下障害の臨床ではとにかく連携が重要です。在宅でのNST(栄養サポートチーム)を結成し、メンバーとともにチームで見ていきたいですね。在宅で最後まで食べ続ける方を増やしていきたいです。

 

8.全国で地域リハに取り組んでいる、取り組もうとしている言語聴覚士に熱いメッセージを。

 どうしても訪問リハビリは難しいとか、ある程度経験を積んでから…と思っている方が多いと思います。そんなことありません。少しの情熱でいいんです。どんどん地域に出てきて下さい。

 

kg

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